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たらの基本情報

たら

淡泊ながらも、うま味たっぷり。寒さが厳しくなる12~3月が旬です。

雪の降る頃においしくなることから、漢字では魚へんに雪と書いて「鱈」。一般的に「たら」といえば「真だら」のことで、その名のとおり、雪のように白く美しい身の色と上品なうま味が特徴の魚です。
日本では15世紀頃から食べられており、室町時代の文献には「初雪魚」の名で登場する「たら」。その美しい名前とはうらはらに大変な大食漢で、大きな口を開けて何でもたくさん食べるので、昔から「大口魚」とも呼ばれていました。お腹いっぱい食べるという意味の「たらふく(鱈腹)」、度を越えている様子を指す「やたら(矢鱈)」、大きくふくらんだお腹の「太腹」などは、そんな食欲旺盛な「たら」にちなんで生まれた言葉だともいわれています。

選び方

切り身の場合は、皮が黒く、身が透明感のあるピンク色で、ハリのあるものがおすすめ。肉質がやわらかく身割れしやすいので、取り扱いに気をつけましょう。

栄養

魚の中ではカロリーや脂肪が少なく、良質なたんぱく質を含みます。また、消化がよく胃腸にやさしい食材です。

料理

あっさりとした淡泊な味わいで、みそやしょうゆ、トマトソースなどとよく合います。油やバター、チーズとも相性がよく、焼き物、蒸し物、鍋物、シチュー、グラタン、みそ漬け、ホイル焼き、フライなど、和・洋・中のさまざまな料理に向いている魚です。濃いめの味つけでいただくのもおいしいですが、調味料をひかえめにしてその繊細なおいしさを楽しむのもおすすめです。

料理の基本辞典